狛狗書房(仮)

依頼物の為、今は上げることが出来ないので隠し撮りアム(？)でご容赦。

今回は作業風景ではなく思うこと&報告だけ。
元気になってもらえる絵ってなんだろうなーと思い考えていて1枚は依頼者の希望のキャラを、もう1枚は私から”元気になってもらいたい”という気持ちが伝わるような絵が描きたいなーと考えてたんですが、そのもう1枚が上手く頭で纏まらず…ひとまず次会えるまでそんなに時間がないので1枚目を描き進める事にしました。

嬉しいって言ったら手描きだろうな、と思って色鉛筆で着色。
一先ず大体塗り終えました。後はもう少し色を重ねて時間が許す・納得いくまで描き込むだけ。
絵的にはキャラは初描きながら上手く行ったんじゃないかなーと思ってます。

もう一枚はまだ悩み中…一番好きなもの描けたら良いんだけど、何が一番好きなんだろう。
最悪カラーが描けなくてもモノクロでも…でもやっぱカラーか( ･̆ˍ･̆ )(？


『誰かの為に描く』という行為。

第一に喜んでくれたらいいな、というのが念頭にあります。
描いてる時もその人の嬉しそうな表情を思い描きつつ。同時に私の絵で喜んでもらえるのか…なんて不安はないとは言えないんですけども。

依頼されたのならまだしも、自分から自発的に贈る絵を描く事もあります。
それは圧倒的に不安が多いです。それ故に心から喜んで貰えた時はやっぱり嬉しい訳で。

絵を見返すとその時何を考えながら描いてたとか、相手にはどう思ってもらえたかとか、それなりに思い出が蘇ってきたりするんですよ。
それで今回色鉛筆を使って塗ろうと専用のスケッチブックを取り出して見返している時に後半辺りの数枚の絵を眺め、複雑な気持ちになりました。

最後の絵なんて後々「正直迷惑だった」と時間が経ってから言われて、凹んだのち苛立ちました。
気持ちを込めるのも勝手だし贈るのも勝手だったけれど、一度は約束した筈で、それを時間が経過した上で「迷惑」の一言で片付けられるのはとても悲しかった。
迷惑ならすぐに言えばいいのにっていうのはまぁ…自分の理想の押しつけですけどね。
悲しませる言葉はすぐに言ったって時間経って言ったって同じこと。

毎度眺めてはそれを思い出して嫌な気分になってしまうなら捨てるべきかなぁと感じつつ、でもやっぱり頑張って描いた絵は我が子同然の大事な作品なのでそうも出来ず。


私が思い描くような反応をして欲しいと言ってる訳じゃない。
嫌な気持ちになるって解ってて言うなら小出しにしないで一気に言ってくれと思う。
どんだけ心をズタズタに蝕むんだ、と思う。やっぱこれも私の自分勝手な想いなのだが。

あれこれ考える私、すんごいめんどくさいなぁ…昔から知ってるけど。(笑)

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ここ数日で生死に関して考える事があって、それが身近であればあるほど「そんなことある訳ない」って思うんですけど、現実はそういう事ほど思うようにいかないんですよね。
本人が感じてる不安や恐怖は計り知れない…でも頑張って欲しいと思う。

出来るならば変わってあげたい、と思う。
だって私には両親・兄・友人を除いて悲しむ一番大切な人がもう居ないから。
それは同時に私がそんな病に伏しても頼りたい相手が居ないっていうことで、なんて悲しいんだろうなぁと思いました。
でも、逆を言えば悲しませる人がいないって自分の事だけ考えれば良いって風にも取れる訳で。

どっちが幸せなんだろうな。大事な人を遺すのは辛いけれども。
一人で逝くのもまた寂しいだろうな。悲しませないで居られるのは良いけれど。

色々ぐるぐる考えたけど、どっちもどっち…なのかな。


私は「誰かがいないと頑張れない」と今まで思っていました。
でも、一人になってから「そろそろ自分の為に頑張って良いんじゃないか」とも思いました。
どっちが本当の気持ちで偽りの気持ちなのかもうよく分からないけど…これからも生きていくことを望むなら、自分の気持ちを偽り騙し続けるのも大事なのかもしれない。

一つ言えるのは「諦めちゃいけない」。これだろうな。