狛狗書房(仮)
飼い猫、絵、日常、旅行、日々徒然と。
絵日記作業風景。(1)
基本、物語やカテゴリー毎に主線を終わらせて塗り始めるのがデフォ。
全身まで入れるとどうも塗る箇所(色)が増えて時間が掛かってしまうので、本日はラフ〜主線までの経過をご紹介しようと思います。(はたして需要はあるのか…)
CG作業もっと早くなりたいなぁ。アナログに比べたら時間掛かり過ぎてる。
大きいサイズだとアナログなら1日で終わる作業がCGだと3日は掛かるからね…_(:3」∠)_
①
まず、紙に十字を切り(バランスを取る為)簡単に描く予定のポーズを描きます。
その時はしっかり描くのではなく、あくまで棒人間に肉が付いたようなラフな人形を描きます。
曲がる手足はもう少し丁寧に描き込みますが、でもやっぱり簡単にササッと描きます。
そしてこれはこのまま肉付けする訳でもなく…あくまで自分で描く際の見本線と言いますか、位置取りみたいなものになります。
この構図から全くポーズが変わるとかよくあります。・*・:≡( ε:)(笑)
後、色は主線と違う色にしていた方が線を入れる時に見分けが付き易くていいと思います。
②
目から描き始め、身体を描く時はまず裸体から線を入れ後で服を着せます。
私が絵を描く順番は”目→鼻→口→前髪→輪郭→髪の毛全体→身体(裸体)→服着せ”です。
子供の頃は輪郭から描き始めてましたが、後々中高生辺りからは絵の上手い友人の描き始め方を真似て目から描く様になり、その方がバランスが取りやすい!としっくり来て今に至ります。
その順番で描いて途中で気に入らない場所があれば、その都度描き直します。
何処から描き始めるかは人それぞれだと思いますが、その当時見本にした絵の上手い友人はどの場所からも描ける子でした。それは手の先、足…兎に角何処でも(笑)
私は流石に顔から描き始めないと身体とバランスが合わないので手からは無理だきっと…。
③
レイヤーを使い分けながら描き込んで主線が完成!
レイヤーとは、所謂透かし紙(トレーシングペーパー)を何枚も重ねる際の1枚の事・またはその階層の段階…と言った方がイメージし易いでしょうか。
CGは1枚の絵に線も色も全部一緒に描き込もうとすると上手く馴染んでくれないので、線のレイヤー・カラーのレイヤー・下書きのレイヤー…と階層を分けて作成すると別々に作業する事ができ、綺麗に仕上げられる事が出来ます。
おそらく作業途中ってアニメのセル画みたいなものなんでしょうね(´ω`)
この階層を分けられるレイヤーっていうのが便利なものでして、細かく作業をレイヤーで分けていると「あ、ここ要らないな」「描き直したいな…」「ちょっと拡大or縮小したい…」「位置を移動したい!」という様々な修正要望を叶えてくれます。
アナログだとペン入れ・色塗りをしてしまうと一発勝負になってしまいますからね…私はそのシビア感があるアナログの方が好きですが、CGは完成直前まで修正を何度もする事が出来るのでその辺はすごく利点だと思うし活用したいと思っています。
ちょっと作業手順の話から脱線しましたが、私はこの線画までの段階でも幾つかレイヤーを分けます。
最初は顔・輪郭・髪の毛・身体etc...全て別レイヤーに分けて描いてます。
その方が「顔の位置もう少し上に…」「頭と身体の位置を少し調整しよう」等ちょっとした修正がし易いからです。
反転させてバランスを見つつ、違和感を感じなくなった部位からどんどん1つのレイヤーに纏めて(=統合)最終的に『線画レイヤー』が完成します。
⇒「絵日記作業風景。(2)」へ続く。
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今日はここまで!読んで下さり有難う御座居ます。
下地塗り→影入れ→仕上げはこれからなので、また後日紹介します(´ω`)
今3枚描く予定で2枚目の線画が終わったところで気分転換にこのブログを描いてるので、3枚目の線画はこれからです…今日で何処まで進められるかなー_(:3」∠)_
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