狛狗書房(仮)
飼い猫、絵、日常、旅行、日々徒然と。
頭の中の司令塔。
/餌くれニャー。頭の中の司令塔も言ってるニャー。\
上映当時興味があった「インサイド・ヘッド」が今日の金曜ロードショーで初地上波をやる!という情報をテレビ番組表を眺めてたまたま知り、急いで時間までに家事を終わらせて最初から最後まで台所で視聴してました。
自分の部屋で視聴しても良かったんだけど、台所の方がテレビ大きいしね…(´`)
いやぁ、流石のピクサー。すっごく良かった…!
”ヨロコビ”・”カナシミ”・”イカリ”・”ムカムカ”・”ビビリ”…頭の中は基本的にこの5人で成り立っていて、上手いこと連携プレーを取りつつ主人の感情を外へと発信するのがお仕事。
…というのが基本なのだけど、主人公はまだ11歳。多感な時期で、思い通りに行かない日常と上手くコントロール出来ない複雑な感情に葛藤する様子が慌ただしい頭の中の5人の司令塔で表現されているのがなんとも面白くて。
”ヨロコビ”は主人を常に幸せにしたいから、明るく振る舞う。
”カナシミ”は今はまだよく解らないけど、ネガティブな思考で哀しみを伝えようとする。
主にこの2人にスポットが当てられて物語は進んでいき、「主人には明るくいて欲しいのに、悲しい思いをさせたくない」…と、最初はカナシミの事を鬱陶しく感じてそれとなく感情に関わらない様に距離を置かせるヨロコビ。
最初はそのカナシミの行動も当の本人が「どうして私はこんな感情を伝えたいんだろう」と解らない様子で戸惑う上に、常にネガティブ思考なので見てる方もモヤモヤするんですが、物語が進んでいくと同時にとても愛しい感情なんだと気付かされる流れはすっごく素敵で。
明るさが取り柄のヨロコビも、「今までは上手く言ってたのに、なんで!?」とやはり戸惑いが隠せないのか空回ってる様子も伝わってきてちょっと強引じゃなかろうか…と感じる場面もあるんですが、頭の中で色んなものに遭遇しながらだんだんと様々な感情に理解を示していく様子もまた『子供から大人へと成長する様』がすごく良かったですね。
この5人以外にも”空想”という役割を持ったビンボンっていうキャラクターが出てくるんですが、これがまた良かったです。
昔子供の頃はきっと誰もが傍にいた、空想のお友達という存在。
この子の行く末も『成長』を示していたのでしょうかね…クライマックスはマジで泣けました。゚(゚´ω`゚)゚。<ウワァァ ビンボーン!
兎にも角にも、自分の中の感情達を大事にしていきたいなぁと感じる素敵な映画でした。
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「頭の中」と言えば、今日は一日中ネタをノートにまとめてたんですよね。
ずっとほぼ日絵日記に時間を食われてたので今日こそは!と、記憶を遡り思いつくまま文章で書き込んでました。
所謂、ノートにまとめる作業=頭の中の整理作業。
楽しかった事、大変だった事、悲しかった事、ムカついた事、怖かった事…今回のインサイド・ヘッドに通づる様な様々な記憶の感情達と葛藤しながら書き起こしてました。
文字に起こす事で初めて「ああ、こんな事してたっけ」って思い出せたりして、大変ながらも楽しい作業でした。まだまだ数%しか進んでないけどね!(
まぁでも少しずつ進むだけでも満足感は違いますね。
何も進まないよりはずっと良いし、きっとこのネタをまとめる作業は今後に活かせる訳で。
これからも地道に頑張るぞー✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。
↓本日のほぼ日絵日記。
ぷよぷよより、チコ。 この子のデザインは可愛いと思う。
そう言えば…
インサイド・ヘッドを見てる時に「イカリとムカムカの違いってなんだ…?」ってちょっと疑問に思ったんですが、「”イカリ”と”ムカムカ”」=『”怒り”と”嫌悪”』の違いらしいですね。
なんで同じ様な感情が司令塔に居るんだ…って思ったけど、言われてみると確かに違う感情。
イヤイヤじゃダメだったのかしら…でもその名前だとちょっとキャラ違ってくるか。
しっかし、最後に出てきた犬と猫の頭の司令塔表現は面白かったなー。
犬は単純明快で本能の赴くままに…が可愛い司令塔だったし、特に猫の表現は上手すぎた。
普段は司令塔の操作パネルの前には誰もいなくて、ふらっとやってきては好き勝手に遊び始め、外の様子は突発的な行動が発信され…自由過ぎる司令塔達が正に猫(笑)
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