狛狗書房(仮)
飼い猫、絵、日常、旅行、日々徒然と。
陥没事故。
とりあえず、頭の中は「!!?」が浮かぶばかりでした。
今朝9時過ぎにスマホからけたたましい着信音が鳴りました。
「こんな音にしてたっけ…」と思いながら、聴きなれない着信音にスマホを取ってみると…ロック画面には「博多駅前陥没事故発生。避難場所は…」と現実離れした避難勧告の文字。
まず、『陥没』という文字を見て最初は上手く想像が出来ませんでした。
日常的に聞く事はない言葉。というか、日本では災害がない限りはあまり馴染みのない言葉。
とりあえずニュースを見よう…と手始めにTwitterのトレンド・ニュースを確認してみると最初に目に飛び込んできた写真は信じがたい光景でした。
馴染みある博多駅前〜キャナルシティへ向かう、おそらく一番近い経路にぽっかり大きい穴が空いてるではないですか。私も時々バスを使わず博多へ戻る時に使っていた道だったので、「これは本気で現実に起こっていることなのか…?」と写真だけでは確信を持てず、TVを見ることに。
ライブ中継されていた光景に釘付けでした。
止まらない大量の下水、早朝に目撃した視聴者が撮ったであろう崩壊の瞬間。
道路の下にはたくさんのライフラインが埋め込まれていたわけで、それが博多駅前である為に博多駅は殆どの場所が停電。それでも駅員さんや係員さんが協力して交通機関に混乱が生じないよう努力している光景。
旧友も毎日バスを使ってるって聞いてたので心配になって連絡を取ってみたところ、「バスターミナルは真っ暗だったけど、係員さんの冷静な誘導のお陰で大丈夫だったよ」とホッとする返信が返ってきました。
こんなにすごい事故が起きたにも関わらず、崩壊による被害を受けた人がゼロって言うのは奇跡ですよね。過去にも2回ほど小規模?な陥没事故があったから慎重になっていたのもあったかもしれないけれど…でも規制を張るまでに異変から5分足らずで準備は完了していたそう。
今もミキサー車がひっきりなしに埋めるための流動土を運んでポンプで流してるそうで…本当に有難う、お疲れ様ですと頭を下げたいですね。
埋めるのに3日掛かるとは言いますが、それでもおそらく寝る間も惜しんで埋めようとしているのだから早い方なんじゃないかなぁと。
小さな異変には慎重になり過ぎるくらいの方が、今回の様に被害は抑えられるのかもしれませんね。
しかし、七隈線…これからどうなっていくのだろうか( ´・ω・`).oO(心配だ…)
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